目が覚めると11時だった。あくびをしながら体を起こし、洗面所に向かう。冷たい水で顔を洗って、タオルで拭いてから保湿用のジェルを手に取った。ブルーの容器に入ったそれは、あまりに身なりに無頓着なわたしを見かねた母が買ってきたものだ。裏面には「忙…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。